「自分の決断は正しい」
そう思いつつも
「本当にこれで良かったのか」迷い
わからなくなる瞬間はありますよね。
今回は、自分が選んできた道に対し
不安や不確かさを感じている方へ。
今いる道を、信頼できるかのお話です。
「ゲッセマネの園」
このオーラソーマのボトルは
「ゲッセマネの園」
イエス・キリストが
十字架にはりつけにされる前日の話に
関連しているボトルです。
キリストは明日にでも処刑されるかもしれない
緊迫した状況下で
「この状況から、自分を救って欲しい」と
「ゲッセマネの園」と呼ばれる場所で
祈り続けたと言われています。
それまで彼は、どんな状況であろうと
自分と神は常に共にあると
理解はしていたのですが
「自分はこれから
壮絶な死を迎えるかもしれない」
いざ迫ってくる危機を思うと
ひどい恐怖に苦しみます。
「本当に神は、私と共にあるのだろうか?」
神に対して、小さな疑いを感じながらも
キリストは「ゲッセマネの園」で
絶望と生への願いが交錯する
すさまじい祈りを続けたそうです。
そうして、もがき苦しみながらも
最後に彼が、添えた言葉があります。
できるなら助けて欲しい。けれど全ては
「御心のままに──」
大きな流れに、委ねられるか
「自分の切れる手札は、全て切り終えた」
その自覚と自負があるのなら
その後、道がどう展開するかは
流れの中に、信頼とともに委ねること。
それがオーラソーマ、7番ボトル
「ゲッセマネの園」のメッセージです。
このボトルの上層 イエロー は「不安」に
下層のグリーンは「道」に関連していて
このボトルは「道」を歩む上で
「不安」は当然のようについてくると
伝えているのかもしれません。
私たちはいつでも
余計な不安を感じなくていいよう
安全と希望が一見
保証されているように見える道を望みます。
けれど安全だ希望だと、こころを麻痺させ
こころの内側にさしこまれている影を
見ないふりをしたり
理性的、建設的な考え方を欠きながら
千鳥足で楽園を求めるよりは
自分の内にある、どうしようもない
不安の声を受けとめながらも
現実に立ち向かい
選んだ道を、信頼と共に進めるかを
このボトルは問いかけています。
その境地は
簡単に手に入るものではありません。
ですが「不安」と「信頼」
極性の中で、精神の器を育み
その器の内にやがて
本来生きるべき、自分の姿を見つけた時。
くだしてきた決断に、私たち自身に
成熟と恵みをもたらすのかもしれません。
見通しの弱い、リスクある道を選ぶより
住み慣れた枠の方が安全です。
けれどその安全圏が
真にこころを潤すことはなく
「ここは違う」と内側から声が聞こえてくる。
その声は苦しみであり
救済の光でもあるのでしょう。
苦しみと、光
それらを十字架にかけ
背負っているからこそ、問われます。
「あなたは
不安と同じくらいの信頼をかつぎながら
選んだ道を歩めますか?」
オーラソーマ7番「ゲッセマネの園」
シェイクカラー/オリーブグリーン
【キーノート】人生のプロセスを信頼し
物事の展開に希望をもつ
【使用部位】胸周り、腹部の上、みぞおちの周り
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