悲しみが、なかなか消えない
こんにちは。Ricorissの、Ricoです。
みなさん、悲しみや怒りなど
長きに渡って持ち続けている思いはありますか?
今回はずっと引きずっている感情があり
こころが疲れている方へ。
「こころの呼吸」のお話です。
ずっと続く、悲しみと怒り
これは以前
クライアントさんが話してくれたお話です。
※クライアントさんの了承を得て、お話を掲載しています
彼女はある時、あまりに大きな傷を負い
深い悲しみと怒りに
覆いつくされた時期があったそうです。
以前なら、旅をしたり誰かに話せば
なんだかんだ、乗り切れたそうなのですが
その時ばかりは、そうしたところで何も変わらず
何をしても、おさまらない悲しみや怒りが
半年以上、彼女を打ちのめしたそうです。
そうしてある日の通勤時間
いつものごとく、激しい感情が沸き上がり
「まただ、また悲しみがきた」と
一瞬ナーバスになったそうなのですが
その瞬間、思ったそうです。
「私はあとどれくらい
この悲しみと、いるべきなのだろうか」
「もう、十分なのではないか…?」
クライアントさんがその時、思ったのは
「これでもか」という程
壮絶な悲しみと怒りに打ちのめされ
過ごしてきた日々と、自分自身のこと。
それを思った時
「もう、十分なのではないか…?」と
悟りのような気づきが、突然やってきたそうです。
それまでは、自分の意思に反し
思い出したくもない記憶が呼び起こされては
激しい感情に打ちのめされ続けた
クライアントさんでしたが
「明日もし、悲しみや怒りがやってきても
今までと同じように反応するのは
やめてみよう」と
小さな決断をしたそうです。
ですがそう決意はしたものの
当然のように、激しい感情はやってきて
激情に飲み込まれそうになる瞬間は
度々あったそうです。
ですがその度
「この悲しみは、もう十分なやつだ」と
言い聞かせ、自分を律するのが難しい日があっても
「こころから、悲しみと怒りを解放する」
何度も自分に言い聞かせ
1日1日、少しずつ
こころに新しい風を取り入れていったそうです。
この話で思い出したのが
オーラソーマの45番ボトル
「ブレス・オブ・ラブ」です。
怒りであれ、苦しみであれ
それらの感情を「なかったこと」にしたり
押し込めるのではなく
感情をしっかり、感じきることは大切です。
ですが私たちは時として、特定の感情を
「吸い込み、吸い込み、吸い込み」続け
それらを「吐き出し、新しく吸い込む」
呼吸のサイクルから
遠ざかってしまうことはあります。
生きる限り続く呼吸は
肉体の維持の上で、要となる機能ですが
この機能は、こころの健康を保つ上でも重要です。
もし一定以上の期間、特定の感情を引きずっていて
けれど「もう十分だ」と思える心境にいる方は
「こころに溜まった感情を吐き出し
新しい風を吸い込む」
実際の呼吸に合わせ
- 否定的な感情を吐き出し
- 穏やかさ・静けさを吸い込む
「こころの呼吸」を
意識してみるといいかもしれません。
感情が不安定な時も、1分でいいので
吐き出す呼吸で、否定的な思いを解放し
吸い込む呼吸で、静けさを吸い込んでみて下さい。
45番ボトルの上層
ターコイズは「こころ」に関連した色で
下層、マゼンタは「自らのケア」に関連しています。
吐き出せば吐き出すだけ、新しい風を吸い込もうと
生命のリズムが動き始める。
「ブレス・オブ・ラブ」のボトルは
自分を、人生を蘇らせる新しい風を吹き込むよう
こころの呼吸を伝えています。
45番ボトル「ブレス・オブ・ラブ」
【色】上層:ターコイズ 下層:マゼンタ
【使用部位】身体中どこでも、ストレス時は心臓周り
関連記事