Ricoriss リコリス

女性の「生きる」を創造する

前に進めない。後悔や激しい感情に引きずられても、最後にある力

「前に進みたいのに」

 
そう思いつつも、後悔や様々な感情に苛まれ
なかなか前に進めない。
 
 
どう感情に折り合いをつけ、進めばいいのか。
もがきながらも、前に進む道を探している方へ。
 
そんな時でも
私たちに残されている力のお話です。
 
 

東南アジアを旅すると

 
時折、日本では信じがたい光景を目にします。
 

 
世界遺産、アンコールワットを見ようと
学生旅行で訪れたカンボジアで
 
小さな女の子が子供を抱えながら
「お金をください」
言っていた光景は、まさにそれでした。
 
 
立ち塞がろうとする小さな女の子に
自分も友人達も硬直しましたが
 
女の子の声を丁寧に聞き流し
外国人が集うカフェに入りました。
 

 
「現地の子供たちには
お金を与えてはいけない

 
お金をもらうことに慣れた子供たちは
その後もそうして生き続け
結局は彼らの自立を阻む」

 
 
当初はガイドブックの
そんな注意書きに同意でしたが
 
カフェで飲んだフルーツジュースの値段が
女の子が要求したのと、同額だと気づいた時。
 
 

「こんなものを自分で飲むくらいなら
もう騙されていてもいいから
 
1日生きていくことさえ
困窮しているかもわからない、あの女の子に
お金を渡せばよかったのではないか」

 
 
女の子の一瞬の懇願をただ
支えればよかったのではないかと
 
後悔やら罪悪感に苛まれました。
 
 

「どんな国の人であれ」

 
「人々が最終的に求めるのは平和だ」
昔、話していたお医者さんがいました。
 
 
けれど仕事のストレスや、人間関係への葛藤は
平和な気持ちに影を落とします。
 
そんな時は遊んだり
誰かに話を聞いてもらったり
 
時にはお酒で意識を飛ばしたりしながらも
気持ちを立て直していくしかない。
 
 
カンボジアでの自分たちもその後、気分を変えに
地元の映画館に足を運んでみました。
 

 
「なんだお前ら、どこから来たんだ」
 
 
現地のおじさん達に興味を持たれながら観たのは
カンボジアのホラー映画でした。
 
 
映画はクメール語なので
話の詳細はわからなかったのですが
 
物語の途中、明らかに、この世に
恨みだか未練をもつ「女性の霊」が登場します。
 
 
女の霊の顔には
その私怨の激しさから、不自然なまでの
「渦まき模様のエフェクト」がかかり
 
 
「なんだあのエフェクトは」
と笑うおじさん達に混じって、笑っていると
 
「ジャパン達も笑ってるぞ」と喜ばれ
映画館には、謎な一体感が生まれます。
 
 

この女の霊は

 
「地縛霊」と呼ばれるものなのでしょう。
 

 
こころに巣食う私怨や、感情に引きずられ
前に進む力が食い潰され
 
ここではない何処かを望みながらも
同じ場所に足止めされてしまっている。
 
 
自分もおじさん達も笑っていましたが
女の姿は、人間のそれと同じです。
 
 
どれだけ模範的に正しい道を生きていても
後悔に引きずられる時もあるし
顔にエフェクトがかかる位、怒り狂う時もある。
 
平和が切り崩されるのを目の前に
「もっとマシなところに行きたい」
と望みながらも
 
 
腹の底に溜まった激情は
自分を自由にしてくれない。
 

 
けれど人の身体やこころには
「本来の流れ」があり
 
 
その流れは、せき止められ硬直していたものを
元の流れに戻すよう
私たちをずっと、呼びかけているように思います。
 
 
人間に「涙」が与えられたのもきっと
涙を「流す」という行為が
涙の内に込められたものに出口を与え
 
人のこころの多くを
救済してくれるからなのでしょう。
 
 

カンボジアで見た、映画の結末は

 
女性の霊が泣きながら
川に流される場面で終わります。
 
 
光あふれる川が、この世に留まり続けた女の霊と
その涙を飲み込み、流していく。
 
 
 
悲しみだけでも、苦しみだけでもない涙を流し
川に流れされていく女の霊に
 
人が苦悶の果てに、行きつく姿を見た気がして
思わず胸に、こみ上げるものがありました。
 

 
その日は映画館で仲良くなったおじさんが
バイクで宿まで送ってくれ
夜は鍋を食べた気がします。
 
 
 
後ろめたく飲んだ、フルーツジュースはなくなり
アンコールワットを囲む水辺は、どこかに繋がり
 
フライトの時間はきて、全ては流れていく。
 
 
 
生きているとは、流れていることです。
 
 
やり場のない感情に引きずられながら
100%、何かが解決することも
完全にこころが癒されることもない
 
この世界を生きるのは、時に苦しい。
 
 
けれど
 
泣きながら流されていく
 
泣きながらでも、流れていく
 
 
 
女の霊の涙は、全てが流れていくことに
流した涙なのではないかと
 
あれから大分、時が流れて思います。
 
 
 

最後に、オンライン・カウンセリング

もやし
流してくれ
ねぎ
エフェクトかかってるよ

 
こころの内側に、表に出しきれない
思いや感情が溜まっている。
 
そんな時は、自分の内側に再び流れを取り戻す
オンラインコースをどうぞ。
 
 
忙しい日常で少し立ち止まり
自分自身の思いに、丁寧に意識を向けながら
 
自分はどうしていきたいのか
 
繊細に自分を見つめ直し
新しい道を探っていく、オンラインコースです

オンラインカウンセリング

 
 

About The Author

Ricorissリコリスを主催する
心理カウンセラー/サウンドセラピスト
 
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人間関係の舞台裏「人間関係には、舞台裏がある」

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