自分の思いを生きれていますか?
自分の気持ちに矛盾なく生きたい。
ですが社会では本心を隠しつつ
消化不良の気持ちと生きている方が
圧倒的に多いですよね。
今回は自分の気持ちを押さえつけたり
ごまかしている時に。自分に問いかけたい
「1つの問い」のお話です。
現実と本音の間で
これはある、クライアントさんの話です。
彼女はある組織に属していたのですが
ある時、組織の不正行為に
気づいてしまったそうです。
彼女にとって、組織での仕事は
人生をかけてきた、大切なものでした。
組織に所属し続ければ
安定的な収入は得られるものの
不正を黙認しながら、働き続けることに対し
こころの中の大切な何かが
打ち砕かれたように感じ
働き続けることが、本当に正しいのか
わからなくなったそうです。
不正を知る、別の同僚からは
「何も、辞めることはない。
こんなことは、どこにでもある。
ショックかもしれないけど
きれいなことだけ言っても、仕方ないよ」
そう諌められたそうですが、気持ちは晴れず
組織への不信感と、収入とを天秤にかけながら
日々を送ったそうです。
このお話を聞いた時、思い出した
あるオーラソーマのボトルがありました。
104番ボトル「カマエル」
私たちは年を重ねるほどに
本音をオブラートに包み、当たり障りなく
振る舞う術を、身につけていきます。
けれどいくら、表面的に取り繕えても
「嫌だ。それは私のやり方じゃない
それをしてしまったら、もう私ではない」と
こころの中で、沈黙を強いられていた本音が
ある瞬間、反乱を起こす時があります。
「カマエル」のボトルの上層、ピンクには
繊細な「パールの粒子」が含まれていて
その様子からこのボトルは
「真珠」に関係しています。
真珠養殖に使われる、アコヤ貝は
真珠を作る際
「自分ではない何か」
丸い核を貝殻の内に押し込められ、苦しみます。
そしてオーラソーマで「カマエル」のボトルが
クライアントさんに選ばれる時も
アコヤ貝のように、自らの内に
「本来の自分ではないもの」を飲み込んでいて
何らかの苦しみを抱えている状態を
表している場合があります。
その時、ボトルは問いかけます
「あなたは
ありのままのあなたを、生きていますか?」
ありのまま──
この言葉はある時期
やたらと乱発されてしまったため
本来、言葉が持つ真髄は
薄れてしまった感があるのですが
「カマエル」のボトルは
「ありのまま」という言葉の意味を
改めて問いかけます。
ですがそもそも「自分のありのまま」が
よくわからないし
「言いたいことはわかるけど
それができればね」
とも、思うかもしれません。
けれど「カマエル」のボトルは
それでもあえて、問いかけます。
「あなたは
あなたのありのままを、生きていますか?」
本当はすべきだったこと、したかったこと。
胸の中で思っていたこと、伝えたかったこと。
私たちは様々な思いを抱えながらも
それらに蓋をして、生きていくし
そうしなければ、生きていけない時もあります。
けれど自分の思いと、現実とが食い違い続け
こころの内側の何かが、大声で叫び始めた時に
最後の砦となるのは
「自分のありのまま」とは何かを
自らに問いただす勇気なのかもしれません。
「カマエル」のボトルは、ピンクとマゼンタの
優美な色調ですが
このボトルのキーワードには「戦闘」
いざとなったら戦う、勇敢さも兼ね備えています。
勝ち負けや損得でも、社会や他者のためでもなく
「私はありのままの思いを
生きれているのか」
カマエルは私たちの「内に隠れている真珠」を
日の元に差し出すよう、呼びかけています。
そしてすべては、完全であると知れ。
全てがそれと、反対に見える時ですら
いくら試みても
思いどおりにならない時ですら
何事も、ただあるがままに存在する」
カマエル
104番ボトル「カマエル」
【キーノート】ありのままであること。愛のための新しい始まり
【使用部位】身体のどこでも。下腹部や背中周辺、脊柱の下部
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